LOAFER
現代版“忍者屋敷”!?子どもに大人気なLOAFER
プラン
LOAFER
施工
BinO 大津
プラン
LOAFER
施工
BinO 大津
楽しめる家を求めて
以前は関東に住んでいましたが、滋賀の実家に戻ることになり、田んぼの一画に家を建てる計画となりました。色々な物件を見る中で特に気に入ったのが、BinO 大津のWAVEモデルハウスでした。見てすぐに、「こんな雰囲気の家が良いなぁ・・・」と思いました。
最初は平屋が良かったんです。その他に真四角のCUBEとか、C工務店とかのスタイルが気になっていたんですけど・・・実際に住むには家の造りが住みづらそうだなって思えて。例えば、寝室が大きすぎたり・・・そこまで大きくなくても、シンプルに使いやすくいイメージをしていました。
B社の家も見に行きました。ログハウスにも憧れましたけど、実際住むのに木ばかりだと楽しみが少ないと思ったんです。好きな壁の色だったり、塗装で楽しんだりということが出来ないと思いました。
外観と空間が気に入った!
モデルハウスで見た雰囲気と外観が気に入ったんです。現代的で複雑な外観だと、水漏れが心配だとか。理想は、四角形でシンプルな感じをイメージしていたので、LOAFERの片流れが見た目的にも構造的にも丁度良かったんです。外観がシンプルな分、内装で色々工夫しようかという思いがありました。ハウスメーカーだと綺麗に床を貼って、シンプルにボードを貼って、クロスで仕上げて、・・・。どこにでもあるような建物の造りはしたくないなという思いがありました。
BinO 大津のWAVEモデルハウスが気に入ったんですが、キッチンの位置が1.5Fになるんですよね。キッチンから飲み物や食事が出すことを考えると、WAVEでは無いかなと。LOAFERは外観が気に入ったのとライフスタイルに合っていたので、迷いませんでした。
ホームページも見て特に気になったのは、建築事例です。ブルックリンスタイルとか色々あって、BinOって自由な空間で色々なスタイルが出来るんだなと、妄想が膨らみました。人と同じスタイルにはしたくなくて、自分にしか出来ないスタイルにしたかったんです。
建築中から内装をアレンジ!!
LOAFERに決めてから、間取りを見て配置を考えました。南側は畑にして、東側は田んぼが見えてとか・・・。田んぼの向こうに神社があるんですが、春には桜が咲くのでそれが見えるようにしたいなとか。2人とも自然が好きなので、家の中からも楽しめるようにしたかったんです。そこで、2階部分を逆にしてもらったんです。標準仕様の間取りだと駐車場しか見えないので、窓を大きくしてもらいました。
家の造りが図面上だと分からなくて、建築中に現地に行っては確認をしていたんですが、来る度に違うんです。普通のお客さんだったら、完成してからこの場所にアレが欲しいコレが欲しいと住み出してからDIYしたりするところ、主人が大工なので、建築しながら内装がアレンジされていてビックリしました。ダイニングキッチンのニッチの木の部分も予定に無くて(笑)
ダイニングキッチンのニッチの部分に脚を掛けて、2Fに上がれるんですよ。TVの下のアイアンのデザインも作りました。自分で壁に設置したボルダリングもたまに上ってます。
土間リビングの壁はクロスなんです。この空間はわざと電線を出してもらったりして、インダストリアルな雰囲気にしました。細かい作業等をするのにはこの空間が気に入っています。
標準ではこのキッチンから洗面は壁になっていたんですけど、妻の要望で引き戸にして家事動線を考えました。パントリーの壁と、犬小屋の壁をアーチ型にしてほしいという要望もあって作りました。
塗装は荒く、味わい深く
リビングの腰壁の色(ブルー)は、どこかに使いたいと思っていた色でした。この色の塗料を京都まで買いに行ったんですよ。塗装屋さんにお願いすると綺麗に塗るのが当たり前なので、逆に「ムラを出して塗って」とお願いすると「出来ない」って言うので。それなら自分達で塗ってしまおうと。
主人から教えてもらってペンキを塗ったんですよ。汚くても、失敗しても、味わいがあるから大丈夫って言われて。
収納の折戸も標準の建具にエイジング塗装をしました。濃い目に塗ってから、荒いハケで表面を加工したんです。
無垢の家は、何回でも都合によって塗り替えれるから便利で良いですよ。
いつかやりたいなと思っていたのが、“回転扉”なんです。お寺とか忍者屋敷といった古い建物が好きで、休みの日に見に行ったりするんです。近所にお寺があって、犬の散歩をしながら見てるんですよ。忍者屋敷が好きで、今風に忍者屋敷を自分で建てたらどうなるのなとか。いつかどこかで作ってみたいなと思っていました。大工をしていますが、「回転扉を作ってください」とかは中々無いですからね(笑)。自分で作ってしまいました。もし、これを見て「オモシロイ」と思ってもらえる方がいたら良いなと思っています。
小屋裏収納には秘密の抜け口があるんです。リビングから上を見上げると丸いところからは、ワンちゃんも顔を出します。
忍者屋敷っぽくレトロ感を出す為に、小屋裏の棚は、実家で使用しなくなった扉だけを再利用しました。
この玄関横のシューズクロークの梯子から、屋根裏収納へ行けるんですよ。忍者屋敷をイメージして作ったので。扉の上に使用した部材は、昔牛が引くのに使っていた道具の一部を再利用したんです。
理想のくらしを叶えるお家
主人にお願いしてパントリーを作ってもらったり、壁紙にもこだわりました。洗面所の雰囲気とか、キッチンから洗面の動線にもこだわっています。
洗面所のメイソンジャー風の照明も本当は外で使うものらしいんですけど、主人が照明器具として作ってくれたんです。天井壁のガラスも主人が付けてくれました。キッチンのフード横のタイルも貼っぱなしな感じが気に入ってます。
建築中に主人の提案で、フリースペースの壁に窓をつけたんです。ココに座ると、神社の桜が見えて良いんですよ。古いジャノメのミシンをデスク代わりに再利用したのも気に入っているし、この空間が落ち着きます。壁もクロスで全て青色にするよりは、白もあったほうが雰囲気が良いと思い、アレンジで鎧貼りにして、塗装もしてもらいました。腰壁の色も、主人にエイジング塗装してもらったんです。
家具も新築したら買いたいと思っていたんですけど、ほとんど買ってないですね。キッチンの棚とかも買おうと思ってたんですが、無くても造作棚収納があったので、ゴチャゴチャしないで逆にスッキリしました。
前に住んでいた家では、畑を借りていたんです。今では家の敷地に畑があるので、とても便利になりました。この生活が理想だったので。畑作業が思う存分出来て、お互いに趣味の範囲が広くなりました。
ペットにとっても最高なお家
空間が広く、とても喜んでいると思います。特にお気に入りは、土間リビングのソファです。私達よりも使っています。家中を走り回っていて、楽しそうです。
自然が近くにあり、犬にとっても環境も良く、引越しをして本当に良かったと思います。イタズラが無くなり、安定した生活が送れているようです。
広い土地で、作業も出来てアイディアがどんどん浮かんできます。
LOAFERを建ててから、OPENハウスみたいにしていたので、近所の方が見に来てくれました。外にはターザンロープとかシーソーを作ったので、近所の子供が遊びに来るんです。
"都会に居ながら農作業する"って言うのがテーマなんです。今は夏野菜やハーブを植えています。成長が楽しみです。
子供が住みたい家NO.1
この家を見て、近所の子供達が一番に「良いっ!」と言ってくれてます。「理想の家だ!」て褒めてくれます(笑)。家を見た子供が、「建築やりたい!」って。
この家が完成して内覧会をした時に一組のお子様が、「いつから住めるの?」って聞いていたそうなんです。
ご両親と一緒に遊びに来た子どもたちは、リビングに設けた犬小屋が玄関の廊下とリビングと行き来できるので、出たり入ったり喜んでました。
田舎暮らしをカッコよく ~これからの子供達への希望~
この家を見て、「工作したい!」って言ってくれる子ども達が建築に興味をもってくれたように、“子ども向け日曜大工イベント”とかをBinOで開催してもらえたらいいなと思います。
田んぼもあって、9月に新米が採れるので、収穫祭みたいな事も出来るといいなと思ってます。
もう人生の最終章(笑)。自分のやりたい畑作業が思う存分出来るように、時間をかけて理想の家に作り上げて行きたいと思います。
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