海が似合う真っ白なカリフォルニアテイストなLOAFER

親と同居していた家が古くなって、リノベーションをするか悩んでいました。
私たち夫婦の思いは、お友達が気軽に遊びに来て、季節を感じながら、BBQをしたり、周りを気にせずにワイワイできる仲間が集うような家が夢でした。
子供が巣立っても、”夫婦で好きなように楽しく暮らせる家が欲しい”と思ってたんです。
ちょうど下の息子が、高校生に入るタイミングと重なり、学区も関係無くなるし、“家を建てるなら、今しか無い！”ということで、同居の家を離れる決断をしました。

以前の住まいからあまり遠くない距離で、アパートや、戸建て住宅、中古住宅もいろいろ見ました。
夫婦で、戸建てに住むなら”カリフォルニアテイストの家”が良いということは共通していた事と、私の思いが、大きな屋根で個性的な感じが好きという事で、インターネットで”カリフォルニアテイスト”や、”三角屋根”・・・いろんな検索をして、これかな！と思う工務店をようやく見つけたのですが、この地域での建築は遠方だから無理ということでした。
そんな中、主人がinstagramで岩手のモデルハウスを見つけてくれました。テイストも私たちの思いが叶いそうな建物“LOAFER（ローファー）”という外観に先ず一目惚れ♡しました。

この地域でも建てられそうだし、テイストも気に入ったので、家から一番近い（ネクストハウスではない）工務店へ先ずは出向いたんです。詳しい担当の方が不在なこともあり、カタログだけ持ち帰り、お勉強しました(笑)
当時は、FREEQHOMES（旧ブランド名称）というブランドでした。カタログのコンセプトもカッコいいし、私たちの思い描いた理想の暮らし、そのものでした。

LOAFERという建物を調べていると、ネクストハウスさんのinstagramのインスタライブを、営業の菅野さんがたまたま中継されているところにたどり着いて、「この地域でもたててもらえますか！？」とコメントを入れてみると、即、「良いですよ！！」と返信を頂けたので、直ぐに”モデルハウスに行こう！”となりました。

先ず見た瞬間に一目惚れ♡
片流れの大きな屋根と三連窓！まさに理想としていた外観。
中に入ると、大きな梁が迫力あってカッコいいし！
また、インスタライブされていた、菅野さんだっ！！目の前に現れて、思わず、「本物だっ！」て。(笑)
（私たち家族では、菅野さんが有名人なんです！）
インスタライブの事を話すと、「よく見つけてくれました！」と、気さくに笑顔で対応いただけました。

LOAFERの他に、COVACOやMONICAという平屋の建物も見せてもらうと、主人はサーフィンを趣味にしていることから、こちらも気に入ってしまったんです。平屋を、アメリカンテイストにするのも良いかという方向にもなりました。
でも、子供達はお友達が遊びに来ることを想定して、「平屋よりニ階建てがイイ。」という意見と、外観にこだわっていた私も「絶対にニ階建てがイイ。」という多数意見で、建物はLOAFERになりました。(笑)
（※主人は、今でも、COVACO・MONICA推しです。）
契約する間際まで、菅野さんに「COVACOにしますか？、LOAFERにしますか？」と言われてたくらいです。(笑)

気に入った土地のほとんどが、建築条件付きで建てる会社が決められていました。
土地の金額も高い為、自分たちでインターネットを使って市のサイトで調べると、この地域は「震災集団移転地」（※津波で家が流されていた土地）になっていました。この近くまであの津波がきていたんです。
市のサイトでは、たまたまこの区画がポツンと空いていたので、「これは海に行くときに通ったあの土地じゃないか？」と直ぐにわかりました。価格も、私たちの希望に叶う土地だったので、菅野さんには、「ここの土地を見つけたんです。」と伝えると、「ただ、すぐそこまで津波がきてたから以前は危ない土地だったからね。」という事もお聞きして悩んだんですけど、家族みんながそれでも海が大好きなので、家族の意見は一致したんです。
山側の土地もあったんですけど、海が好きな家族とカリフォルニアテイストのお家に住みたいという夢を叶えたいという思いでこの土地に決めました。

LOAFERの外観色は、instagramを見ると“ネイビー"や“ブラック”が多いイメージだったので、最初は私たちもこんな感じかなと決めてたんです。でも個性を出したいし、海の近くに建てるとなるとやっぱりサーファーズハウスっぽくホワイトに！主人がMONICAの外観（横張り）も気に入っていたこともあり、ガルバリウム鋼板はオプションのSFビレクト仕様にしました。MONICA推しの主人も外観イメージだけ取り入れてもらって気に入ってくれました。(笑)

悩んだことは、玄関の位置をどうするか？という事でした。
玄関のある方の道路に車が出入りするイメージだったんですが、当初、玄関にする前の道路が車の出入り禁止という事を知り、自分たちで計画していた案では無く、玄関の位置を真逆にすること、道路から三連窓を見せる景観も大切にしたいという私たちの要望を菅野さんに提案いただき家の配置が決まりました。

お家の仕様は、ネクストハウスさんのモデルハウスをベースを少しアレンジしました。モデルハウスで実際のサイズ感を確認しながら自分達のライフスタイルにアレンジすることが出来たので、洗面スペースを広くして、玄関のシューズクロークも設けてもらいました。
照明器具は、他のオーナーさんと比べると数が多く、菅野さんからは「こんなに照明を付ける方はいません。」って(笑)いうくらい取り付けてもらいました。Instagramから、気に入った照明器具の画像を、菅野さんに見せて、取り入れてもらったのでとても気に入っています。

キッチンカウンターに椅子を置きたかったので、カウンターの位置を壁側にずらしたことで、思い通りになりました。
カウンター下の壁は二階のフリースペースの壁とお揃いの海をイメージしたブルーに、スノコを合わせてボーダーっぽく見せています。この仕上げは、ネクストハウスさんの施工事例を見て、私たちが思っていたイメージにピッタリだなと取入れました。
キッチン背面の壁は、レンガタイル調のクロスにしました。本当は、ブルーのクロスで仕上げるイメージでしたが、レンガタイルもいいねっていうことになり、施工ギリギリで対応していただきました。
リビングのＴＶを置く背面の壁も、「どうしてもヘリンボーンにしたい！」という願いを叶えてもらって、カリフォルニアテイスト感が出てお気に入りです。

玄関のスノコの目隠しは、instagramの画像からヒントをもらいました。
菅野さんにイメージを見てもらい、色は圧迫感が出ないように、ホワイト色で塗装して造作してもらいました。この目隠しが無ければ、広々とするんだろうなと思うんですが、この作りこんだゴチャゴチャ感が好きなんです。

二階のフリースペースは、普段は洗濯物を干したり、ハンモックを置いているので、お昼寝には最高です。
息子は、ヨガマットを敷いて“筋トレ”をしています。私もたまにします(笑)。
夏は海風が通るので、とても心地いいんですよ。夏もエアコンはたまに使用するくらいでした。

お家の中では、キッチンの背面棚・ダイニングテーブル・椅子・ＴＶ棚・シューズクローク棚等ほとんど主人が作ったものなんです。仕事柄、溶接に慣れているので、あっという間に作っていてビックリします。
お庭にも、主人の手作り作品が多数あります。表札や、玄関土間に埋め込んだ"LOAFER”のロゴに、玄関のネームプレート、アスファルトを流し込んでいる時に思い付きでボルトを星形に入れました。

思い描いたとおり、私たちのLOAFERは、想像以上の仕上がりになりました。
以前と比べると生活パターンが180°変わりました。震災以来、海に行けてなかったんですが、この先にある堤防も徐々に整備されてきて、趣味のサーフィンも10年ぶりくらいにはじめることが出来ました。
外出もほとんどしなくなって、家族でのBBQはもちろん（主人ひとりでもBBQしちゃうほど。）、お友達を呼んでみんなでワイワイ過ごす日常が今では当たり前になりつつあります。この夏は、ほとんど外でBBQしてました。(笑)
住んでからは、このリビングから見る夕焼けがとてもキレイなので、お天気の良い日にはカーテンを開けて季節ごとの夕焼けに魅せられています。今まで夕焼けを見て感動したことがあったのかなっていうくらい。
これからは、リビングの西側にあるウッドデッキとつながるように、もう一か所作りたいと考えています。
家庭菜園など色々なことにチャレンジしていきたいです。