自然豊かな移住先で手に入れた自遊なくらし。山の中のCOVACO - BinO|【ライフスタイル提案型住宅】スキップフロア・平屋・2階建て・ログハウス・小屋・規格住宅

COVACO

自然豊かな移住先で手に入れた自遊なくらし。山の中のCOVACO

プラン

COVACO

施工

BinO軽井沢

家族構成:3人
#田舎くらし #見せる収納 #移住 #土のあるくらし

プラン

COVACO

施工

BinO軽井沢

家族構成:3人
#田舎くらし #見せる収納 #移住 #土のあるくらし
移住 土のあるくらし 子育て

土のあるところで子育てしたい

以前は東京に住んでいたんですが、子育てをはじめて、東京での暮らしに限界を感じていました。公園が小さく、夏は暑いため、外遊びができません。小学生になった時にこの街を歩いて通学するっていうイメージがちょっとわかなくて、子供を産んだタイミングで土のあるところで子育てしたいなというインスピレーションが湧いてきこともあり、子供が産まれてすぐに、家探しをはじめました。夫の実家が東京で、比較的近いところで、すぐに行き来できる場所(田舎)はどこ?というところから始めていきました。

どんな環境で子供が育つのが良いのか、どんな学校に行ってほしいのか、夫婦で話し合う中で、新しい教育のあり方を提案する軽井沢にある学校を知り、ここに入学できたらいいね!と話していました。都心の公立はかなりばらつきがあると働いている先生たちからも聞いていましたし、じゃあ私立に通うとなるとそれはいくらになるのか…夫婦2人ともリモートワークでどこでも仕事が出来るので住むのはどこの場所でもいいねってことから、子供の進学先をどうしようかっていうのがきっかけで長野に目が向きました。学校の保護者説明会に行ったら、とても面白そうでしたし、私の友達も軽井沢にいることもあり、つながりができるイメージもあったので長野県に移住することを決めました。移住してしばらくは賃貸に住んでいたのですが、家を建てた方が賃貸より経済的だと考え、家づくりをはじめました。

決め手 BinOとの出会い

タイミング

最初は子供の教育環境を重視して決めた軽井沢で家を建てようと土地も買って話を進めていたのですが、コロナの影響による移住ラッシュ、ウッドショックがあり価格高騰したこと、軽井沢の会社さんが忙しくなり話が進まなくなったことから、一旦土地を手放すことにしました。軽井沢の土地売却の手続きを進めているタイミングでこの(御代田)土地情報がインスタ広告で出てきました。その翌週にこの土地を見に行って、立地条件も良かったので即決しました!。1番は自然の中での子育てがポイントだったので、この土地を選んで良かったです。

インスタの広告は分譲の土地でした。条件付きなんだけど、どこのメーカーさんなんだろと思って話を聞いてみたら、BinOさんでした。移住する2年前に軽井沢に住んでいる方に御代田のクラスベッソを勧めて頂いて、1度泊まったことがあったんです。まわりまわって2年ごしにBinOの家にまた出逢いました。クラスベッソでBinOを見ていいなと思っていたので、本当タイミングですね!

決め手

自遊に、くらす。というコンセプト

土地情報が先で、土地→建物という風に家づくりの話が進んでいきましたが、クラスベッソで、ある程度BinOの家は分かっていたし、BinOの家が「木の家」だったというのも決め手のひとつです。

「自遊に、暮らす。」というコンセプトも良かったです!ここは分譲地だから、ご近所付き合いが出てくるので、近くに住む人は同じような嗜好性の人、キャンプとか外遊びが好きそうな人たちの集まりがいいなと思っていました。実際住んでみて、みなさんとコミュニケーションがとれています。この区画は真横ではなく、少し斜めをむいているので、お隣さんのお庭が借景になっています。

ゴリゴリの別荘やめちゃんこオシャレなお家を作るぞ!という気持ちではなく、住みやすくてこだわりたいポイントは活かせる家を希望していました。地域に密着していて、「住みやすさと遊びごころで楽しめるようなデザインをしている、BinOさんてあそこね」っていうのがクラスベッソでの宿泊経験でイメージが湧いたので、BinOで建てることを決めました。

規格住宅

適度に選べる規格住宅

BinOは規格住宅ですが、お家づくりは意思決定をすることがかなり多いので、むしろある程度選択肢が絞られている点がありがたいと思いました。当初、建築士さんに相談しながら家づくりをはじめていたので、あらかじめ「これを導入したいな」と決めていたお風呂やトイレがBinOでも選べて良かったですし、規格住宅だけど、間取りやオプションが比較的自由に選べて、制限の中で変更することが出来たので問題ありませんでした。 

こだわり

風景に馴染む色

外壁は周りの風景に馴染む色にしようと思いました。ここは緑がとても多くて、空が青くてキレイな場所で、冬は雪で辺り一面真っ白になる場所なので、景観を損ねる色にはしたくないという思いがありました。どういう色合いが風景と調和しつつ、飽きがこないのかを基準に色を絞っていき、風景と合わせた緑色にしました。

まずは部屋ごとにコンセプトやイメージカラーを決めました。リビングは蔵前のカフェやブルックリンのようなインダストリアルな雰囲気、子供部屋はミッフィーカラーでバルセロナの街並みのようにポップでカラフルに。和室は和モダンな京都、玄関横の部屋は北欧のコペンハーゲンをイメージしました。平屋で一体感はあるけれど、気分に応じて使い分けできるようにそれぞれ違う空間にしました。イメージシートを作ることで、カーテンや照明を選ぶ時の基準にしていました。家具を選ぶ時も、ついつい色を入れたくなっちゃいますが、分かりやすい状態を作っていたのでぶれずに統一感をもった空間に出来ました。

インテリア こだわり お気に入り

インテリア

インテリア関連はアクセサリーフェーズになると、自分たちで色々探しながら選んでいくのがとても楽しかったです。なかでも布框戸は布を張ってつくる引き戸で、空間を区切るのに良くて気に入っています。ドアや障子にしちゃうと完全に空間が遮断されてしまうのですが、布框戸はうっすら向こう側が透けているので、視線を遮りつつも柔らかく光を通し、破れないけど柔らかい、薄いけれど温かみがあります。それに、あとから自分でも布を染めたり、布に絵を描いたりすることも出来るので、張り替えるだけでオリジナル感も出せます。 

ダイニングテーブルがお気に入りです。テクタ社のM21というもので、ヨーロッパだと重役のテーブルとして使用されることが多いそうですが、日本だとダイニングテーブルとして重宝されています。ダイニングテーブルは四角ではなく円形のものがいいけれど、完全に丸だと使いにくいかなと思いこの形を選びました。お客様を招いたときには大人数で座れ、不定形な天板のおかげで微妙な視線のズレができて圧迫感を抱きにくくなっています。家族で過ごす時間も、向かい合わないことで程よい距離が生じ、子どもが宿題をしている横で仕事をしていても、互いに邪魔になりにくいそうです。単にユニークなだけでなく、座ってみればすごく機能的な形であることがわかります。

薪ストーブ

憧れの薪ストーブ/からだがポカポカ

薪ストーブは家を建てたら設置したいと思っていました。実家がお寺で純和風な作りなんですけど、母が洋風の建築や暮らしが好きでクリスマスなどはこっそり楽しんでいました。私も、子供のころからそんな世界観が好きで、ピーターラビットや不思議の国のアリス、アンデルセン童話など、ヨーロッパの暮らしを描いた本をたくさん読んでいました。薪ストーブや暖炉のある生活は心のどこかで憧れていたんだなって、暮らしながら改めて実感しました。時には煮込み料理をしたり、ローストチキンやローストポークを作るときに使いますね!中でも焼き芋は最高です。 

薪ストーブのある暮らしをして、代謝が良くなった気がします。もともとが冷え性だったのですが、遠赤外線でぽかぽか身体があたたまる気がします。子供も大きくなってきて分別がつくので、ストーブガードはつけていません。来客があったときは、「今から薪ストーブについて話します!走らない、モノをとばさない、ふわふわしたものを近づけない。」と娘がお客様に注意事項を説明してくれます。

見せる収納 キッチン

オープンな収納キッチン

扉をつけて蓋をしちゃうと収納しているものを忘れちゃうから、ある程度見通せる収納がいいなと思い、ウッドワンさんのフレーム型のキッチンを選びました。キッチン収納はオープン収納ではありますが、見せる収納ではないんです。使いやすさと取り出しやすさ。よく使うものなど、動線を考えて選びました。システムキッチンの引き出し収納は、隅に埃がたまり掃除がしにくく、開けっ放しにしてぶつかってしまう…上下に動く収納は指を挟むので危険そう…とか、機能過多のものが多かったので、シンプルで気持ちもあがって、中が見えやすいものを選びました。あと大事にしていたのはウッド感ですね。「家の感じを見ていても木のあたたかみがあるし、薪ストーブも入れるし、キッチンにも木がほしいんです」って営業担当さんに相談したところ、ウッドワンさんのキッチンを教えてもらいました。ショールームで現物を見て、「これじゃん!」って、即決しました。

キッチンの一番下の収納は、ワインボックスを購入して、脚はカインズで買って自分でつけました。足つきなので全部引き出しを出してロボット掃除機で毎日掃除しています。キッチン回りは掃除をすると料理中に落としてしまったものや、子供のオモチャなど色々出てくることもあるので、毎日掃除した方が衛生的にもいいですね。

電化製品をオモテに出したくなくて、キッチンカップを作ってもらいました。よくテーブル上にある電子レンジなど家電を隠すことと、ゴミ箱などの生活感がでるものを隠したくて、ざっくり幅と高さの分かる図面を書いて大工さんに作ってもらいました。

収納

こんまり流の思想を反映

子供を産むタイミングで前の仕事をやめたんですが、こんまりこと近藤麻理恵さんの番組をNetflixで見て、いいなと思っていたら、縁あってこんまりプロジェクトの一員として働くことになりました。今ではチームこんまりの一員として夫婦ともにフリーランスで関わっています。こんまりメソッドという片づけ法を普及するチーム で、片づけのプロであるコンサルタントさんを育成するというお仕事と、片づけ法を分かりやすく伝えていくお仕事に関わっています。 

こんまり流の収納では、モノは立てて収納すること、細かなものは箱で区切ることをおすすめしています。家づくりにおいても、例えばパントリーに収まる箱を用意してそれぞれの箱にどんなカテゴリのものを入れるかをあらかじめ決めて収納していきます。どのようにモノを選び、どのようにモノを収納すれば整った暮らしができるかについての思想をインストールしてもらっているので、理想のお家や暮らしを考える上でとても参考になりました。収納は隠すのではなく、全部見えるようにすると無駄な買い物をしなくなる。結局それが一番経済的ですね。

家庭菜園

食が豊か/庭のあるくらし

冬も大丈夫なのかとか、長野の植生が分からないから理想のイメージだけお伝えしてお庭を作ってもらいました。子供が自由に遊べるように芝生を敷いてもらって、夏にはテントを張ってキャンプしたり、そのままこの芝に寝転がって星空を見たり、プールを出して遊んだりしています。以前はキャンプ好きだったんですけど、ここに住んだら毎日がキャンプみたいな環境なので、キャンプ目的で出かけることは減りました。ウッドデッキでごはんを食べるだけで、本当に最高です!

お花は上田市の植物園で娘が選んだものを買ってきて植えました。他にもハーブやしそも植えてあって、ハーブはミントウォーターやデトックスウォーターとして飲んだり、ローズマリーはお料理に使ったり、しそは天ぷらにして食べました。

長野は野菜が美味しくて、果物やそばなどいろいろな食が豊かなのがありがたいです。東京の時は、新鮮なものがなかなかなく、しなびてしまった野菜を買っていたこともあって、すっかり娘が野菜嫌いになってしまいました。「最初からこっちのものを食べていれば、野菜は美味しいものだと思ってくれただろうに」と後悔していますが、お庭でハーブや野菜も育てていますし、野菜が美味しいので料理のレパートリーも変わってきて、これからたくさん美味しいお野菜を食べてもらいたいと思っています。

移住 在宅ワーク

在宅ワーク

主にダイニングか、北欧の部屋かミッフィーの部屋で仕事をしています。森の中なのでとても静かに仕事ができます。お天気がいいときはウッドデッキで仕事をすることもありますが、ダイニングでの仕事が一番はかどります!ダイニングだけど、飲み物などもすぐ、手にとることができますし、冬は薪ストーブもあるので特等席です。

移住して仕事の合間に散歩するようになりました。気分転換にもなり、散歩している時がなんだかんだアイデアが浮かぶことが多いんです。都会では、街での人の営みがみえ、街の楽しみがありましたが、自分の中でじっくり考えたいという時は、こういう環境の方がオリジナリティのある企画が出来ると感じています。

地域の行事 田舎くらし 土のあるくらし 家庭菜園

地域の行事や、図鑑の植物が家にあるくらし

長野だと図鑑に出てくる植物が実際にあって、「図鑑を見て、家の庭にサルビア植えてみた」とか出来るのがいいんです。保育園でも園庭で野菜や季節の花を植えていて、じゃがいもなど収穫したものを持って帰ってくることもありますし、園庭で収穫した赤しそでシソジュースを作って飲んでいるようです。田舎だと当たり前だけど、東京では、園庭がない保育園も多く、こういった体験は限られていたと思います。

地域の行事(竜神まつりや稚児行列)も田舎暮らしならではで、とても楽しいです。以前は東京の下町だったので、お祭りなどはありましたが、行事自体に参加させてもらえる経験はなかなか無く、長野に移住して地域の色々な行事に参加させてもらうことが出来てとても良かったです。

住み始めて

本来の暮らしのリズムをとり戻した

山だから涼しく、観測史上熱帯夜がないエリアなので、夏はエアコンがいりません。電気代もですが、エアコンの身体への負担も違いますね。東京と長野の標高差は1,000mくらいあるので、たまに仕事で東京に出るときは匂いや熱気などで身体がすぐに疲れちゃう感じがします。長野県全体の平均標高は1,000メートルを超え、日本で一番で、県内でも色々移動するだけで気温なども結構違いがあるので、寒いとなると上田に行って遊んだり、そういうことができるのが長野のいいところだと思っています。東京に住んでいたときは寝るのが24時とか、夜中だったんですが、移住してきてから21時頃に寝るようになりました。東京にいると夜中でも、「起きてて!お酒飲んで!」…みたいな街の雰囲気があるんですが、こっちは土地の振動っていうんですかね?夜になると「眠れ~、もう寝なさい~」っていうのを感じています。空を眺める時間も増えましたし、本来の暮らしのリズムをとり戻した感じがあります。土地の振動がね、そうさせるんだと思います。

コウモリランは7年くらい一緒にいます。引っ越してきて、今が一番元気です。空気が美味しいからですかね!

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